こんにちは C&H 東です。
先日FP協会宮崎支部主催の継続研修に参加して参りました。
研修会第二部のタックスでも触れておりましたがいよいよ10月からスタートする
消費税増税に伴う軽減税率について自分なりに理解した内容で書いていきたいと思います。
なかなか複雑なので
少しずつ噛み砕いて理解していく事をおススメ致します。
実際問題いざ始まってみないと分からない点なども多数あるかと思いますので分かりやすいポイント
に絞って書いていきたいと思います。
そもそも軽減税率ってなに?
って言うところから書いていきたいと思います。
軽減税率とは分かりやすく言いますと今回の消費税増税で全ての消費に対して税率10%にするのは
低所得者層を中心に大変だろうという事で、生活に必要な特定の飲食料品と新聞は税率8%のまま据え置くという制度です。
えっ?新聞?と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますが・・・。
生活に必ず必要か? 賛否あろうかと思います。
さて、ここまではいいかと思います。
この制度をめちゃくちゃややこしく、難しくしている点が飲食料品によって8%と10%が混在してしまっている点です。
また同じ物を買うのにも店内で飲食するのか持ち帰るのかでも税率が変わってくる点も制度をややこしくしていると言えるでしょう。
もう分かりづらいので基本的な飲食料品と新聞は8%でそれ以外は全て10%の消費税がかかると思っておく程度でいいでしょう。
一部例外の飲食料品などは制度が始まってから徐々に覚えていければいいと思います。
世界から見ても日本は消費税は低い方だと思います。
ハンガリーを例で上げると消費税がなんと27%!!
個人的には消費税が10%程度であれば一律10%にしても良かったのではと考えます。
今回の消費税増税に伴って混乱しているのは我々消費者以上に事業所側だと思います。
特にスーパーや小売業など 飲食料品ごとに税率が違うので各種設定やレジの導入など
苦悩を強いられています。
本日は詳しく書きませんが店内飲食と持ち帰りの定義も実は曖昧であってはならないグレーゾーンが
発生している始末です。
映画館で買って持ち込んだポップコーンは8%で映画館の場内でテーブルなどで食べるポップコーンは10%など・・・
その他中元やお歳暮品など。
ビールとハムなどの組み合わせ商品。
酒類は10%・ハムは8%など
まだ始まってみないとよく分からない部分が多々存在します
今回の増税によって家計に与える負担は月に3000円~5000円とも言われております。
月に5000円であれば約一週間分の食費に近いと思いますので、これまでは月に4回の買い物で良かった
のもが月に5回行かないといけなくなる計算になります。
これは結構大きな負担となってくると思います。
身近なところでは外食とお酒はもろに10%の影響を受けますので今後は増税分の負担増を抑える為に外
食とお酒を控えるといった対策も必要になってくるでしょう。
詳細に10%・8%の違いを調べ尽くす必要はないかと思いますが軽減税率の概要ぐらいは抑えておく
必要はあるでしょう。
最後に
我々国民は国が決めたルール通りに生活していくしかありません。
当たり前の事ですが消費税10%と決まったのなら10%で生活していかなければなりません。
なのでこの事実を受け止め、後は消費税10%になったら生活にどういった影響を与えるのかを
考え、その問題点を改善していくしかありません。
次回は消費税増税に伴いスタートするキャッシュレスポイント還元について記事を書きたいと思います。
個人的にはこちらの方を積極的に取り入れた方が消費者側にはメリットが多いにあると思います。
それでは以上となります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。