まずライフプランからみて、どのくらいのお金を住宅にかけられるかです。
収入や資産、家族構成、家計の状況や夫婦の働き方、家族が増えるのかどうか、老後の生活設計など、そのうえでライフプランに基づいた資金計画を立てる必要があります。
つづいてキャツシュフロー(将来の家計簿の予測値)の確認が大事です。遠い将来の収支(住宅ローンは長期になります)よりも教育費を負担しながら老後資金も貯めていく時期の資金繰りが大切になります。
ライフプランに基づいて将来の家計を予測し、頭金を決めることで初めて住宅の適正価格が決まります。資金繰りがしっかりしていれば、金利の動向や価格の低迷などのリスクが発生しても、家計が破綻することはないです。
資産価値としてどう考えるかです。将来ローン完済後は自分の物になります。老後の家賃の支払いがなく、自宅が資産として残る安心感はありますが、住宅価格そのものが下落していくリスクもあります。 逆に大きく値上がりし売却益が出る可能性もあります。終の棲家とせず売却してマンション暮らしする人も多くみられます。
『購入価格+諸費用-住宅ローンの借入額』=自己資金となりますが最近では100%借入金で賄うことも、不可能ではなくなりましたが、理想的には、借入金は物件価格の80%以内に収めるのが良いとされています。借入金を抑えることにより、金融機関の審査要件や適用金利等も有利になり、借入期間も短縮することになり、早めに完済できるメリットがあります。
●印紙税 | 売買契約書や建築請負契約書を作成するときの収入印紙代 |
●不動産取得税 | 不動産を取得する際の課税される地方税(軽減措置あり) |
●仲介手数料 | 不動産業者を通した取引では取引価格の3%+6万円を上限として仲介手数料が必要です。 |
●登録免許税 | 所有権の保存や移転などの登記を行う際必要です。 |
●司法書士報酬 | 登記は司法書士を通して手続きしますがその際かかる報酬(一般的には7万円程度) |
●印紙税 | 住宅ローン(金銭消費貸借)の契約書を作成するときの収入印紙代 |
●登録免許税 | ローンの担保提供の際、抵当権の設定登記の税金 |
●司法書士報酬 | 抵当権の設定登記を依頼した時にかかる報酬料 |
●融資事務手数料 | 住宅ローンの種類や金融機関で金額は異なります。 |
●保証料 | 指定された保証会社から保証を受ける際にかかる費用 |
●団体信用生命保険特約料 | フラット35などの借入の際、必要です。 |
●火災保険料・地震保険料 | 住宅ローンの借入時には火災保険の加入が義務化されます。 保険料は地域や構造で違います。地震保険は任意 |
土地・建物を購入したり、ローンを組む際上記の諸費用がかかりますのでご注意ください!!
まず住宅ローンで失敗しないためのポイントが3つあります。